脱毛(ムダ毛処理)に効く食べ物

毛深い人や「すぐにムダ毛が生えてくる!」という悩みを持つ女性はおおぜいいます。

剃ったり抜いたりして自分でケアしている人も多いかと思います。

しかし、実は毎日の食事もムダ毛に影響するって知っていますか?

もちろん、その食品を食べてすぐにムダ毛が薄くなるとはいきませんよ。

しかし、気長にバランスよく摂ることで、ムダ毛の発生を抑える効果が期待できる食材があるのです。

実は重要な食品とホルモンの関係

体毛と食べ物の関係は、決して浅いものではありません。

食べ物から摂り込まれた栄養素は、血や肉といった身体を作るのはもちろん、体の中の性ホルモン分泌にも作用します。

性ホルモンは女性らしさや男性らしさなど、体のさまざまな機能に影響を与えます。

体毛の生え方も例外ではありません。

人間の場合、男性ホルモンが多くなると体毛が濃くなります。

また、女性ホルモンが増加すれば体毛は薄くなります。

ごく一般的な健康な女性なら体の中で、日々性ホルモンの状況は変化します。

特に生理中の性ホルモンの乱れは顕著です。

ちょっとしたことで性ホルモンバランスの崩れ、男性ホルモンが増加したり、女性ホルモンが減少したりすることがあるのです。

今のような社会では、ダイエットやストレス、食生活の乱れが原因で女性ホルモンが減少する女性は少なくないようです。

ストレスだらけの環境の中で、女性の「オヤジ化」が注目されています。

ストレスを溜め込んでしまった結果、男性ホルモンが増え、体毛が増え、ムダ毛が濃くなるなど「体の男性化」が起こるのです。

では、女性ホルモンが少なくなってしまったら、どうやってケアしたらいいのでしょう?

実は、食べ物で補給することができるのです。

女性ホルモンに似た働きをする栄養素を摂ることで、体のホルモンバランスを整え、男性化した体を元に戻すことができます。

毎日の食事に取り入れやすい抑毛効果のある食品

実際のところ、どんな食べ物に体毛を薄くする効果があるのでしょう?

女性ホルモンに似た働きを期待するなら、大豆製品や豆乳は抑毛効果のある食品の代表格です。

大豆や大豆製品に含まれるイソフラボンは女性ホルモンによく似た働きをします。

このイソフラボンが体の中で少なくなってしまった女性ホルモンの代わりをしてくれます。

豆乳ローションが抑毛に良いとよく言いますが、体の内側からも効果があるということです。

また、他にはGI値の低い食品がおすすめです。

例えば玄米やひじき、ホウレンソウといった食品などです。

これらはビタミンも多く含まれています。

しかも、ホルモンバランスが乱れると起こりやすい肌荒れのケアにも効果的です。

意識して摂りたいオススメ食材です。

GI値の低い食品がいい理由は、GI値が高ければ高いほど、その食品は体内の血糖値を上げるからです。

血糖値が上がるとインシュリンが大量に分泌されます。

これにより男性ホルモンの分泌が促されてしまいます。

その結果、体の中で男性ホルモンが増え、体毛も濃くなってしまうのです。

GI値の高い食品は炭水化物を多く含む物や、糖度の高いものです。

特に手軽に食べられる菓子パンや、イモ類、糖質の多い食品は要注意です。

日頃忙しいからとつい手をのばしてしまいがちな食品たちです。

しかし、もしかしたらそれがムダ毛を増やす原因になっているかもしれません。

食べ物は体を作る、とよく言いますね。

血や筋肉といった体の基本的な部分はもちろん、髪や肌なども食べ物の影響を受けています。

ムダ毛を抑制する効果のある食べ物=女性の体の調子を整えてくれる食べ物

ぜひ抑毛効果のある食べ物を上手に取り入れてください。

そして、効果的な脱毛を目指してみてはいかがですか?

それでも、ムダ毛が薄くならない場合は、脱毛サロンに頼るという方法もあります。

特に、TBCのスーパー脱毛は、脱毛サロンでありながら、永久脱毛的な要素があります。

セロリ:男性にも女性にも効く強精食材

セロリのこの成分が効く!

  • ビタミンU
    胃酸過多、胸やけ、潰瘍などの胃のトラブルを解消。
    熱に弱い成分なので食べ方に工夫を。
  • βカロテン
    水溶性の抗酸化成分。
    ビタミンCやEとともに摂取すると、吸収率がアップする。
  • マグネシウム
    筋肉の収縮や血圧の調整作用があり、心臓病、高血圧などを予防する。
    たんぱく質の合成にも不可欠な栄養素。
  • カリウム
    心臓を正常に働かせ、血圧を下げる。
    塩分に含まれるナトリウムを過剰摂取すると、カリウムが不足し血圧が上昇するので要注意。
  • 鉄分
    体中の細胞に酸素を運ぶ元気の素。
    摂取量の1割にも満たない吸収率なので、意識的に常日頃から摂取する必要がある。
  • アピイン
    セロリの香り成分。
    神経系に作用し鎮静作用を発揮する。
    また頭痛を鎮める。

セロリの旬は3~4月。
サラダやスープの香味野菜に使われることが多い食材です。
陰性食材なので、陰性体質の人は加熱調理するか、陽性食材の塩をかけたり、しょうゆベースのドレッシングで食べましょう。

セロリといえば、独特の香りが特徴的。
春先に新物が並んだ日は、売り場全体にセロリの香りが充満していますが、香り成分には興奮を鎮めイライラを抑える作用があります。
セロリの売り場の前では、夫婦喧嘩も少ないのではないでしょうか。

セロリは医者知らずの素

西洋では強壮・強精食材として知られていますが、香りや苦みに鎮静作用のほかガン予防、頭痛、生理痛、血液浄化などの効果があります。
特に香りが強い葉の部分には、ガン予防が期待されるβカロテンが多く含まれています。
さらにセロリ、パセリ、ニンジンなどセリ科の食材は、血栓を溶かすピラジンを含み、心筋梗塞や脳梗塞に効果があります。

食べ方のポイント

独特の香り成分は熱に弱く油に溶けやすいので、苦手な人は炒めて食べることをおすすめします。
炒め物にするなら、葉も炒めて脂溶性のβカロテンも一緒に摂取しましょう。
煮物にするなら、煮汁ごと食べられる調理法を。
カリウムなど水溶性の成分を、残さず摂取できます。

ニンジン:皮まで食べたい抗酸化食材

ニンジンのこの成分が効く!

  • ビタミンE
    シミの原因となる過酸化脂質の生成を制御。
    ホルモンの分泌も整える。
  • βカロテン
    強力な抗酸化物質。
    ニンジンに含まれるカロテン(色素)のほとんどを占める。
    ニンジンジュースを大量に飲むと、βカロテンの過剰摂取により肝臓に負担がかかるので、肝臓に障害がある場合は要注意。
  • カルシウム
    骨や歯を形成するほか、筋肉や神経にも働きかける。
    ニンジンの葉には根より5倍以上のカルシウムが含まれる。
  • カリウム
    ナトリウムを体外に排出する解毒成分。
    腎臓が弱っている場合、カリウムの摂りすぎは不整脈を招く。
  • ペクチン
    腸を整え便秘を解消し、免疫力も改善する食物繊維。
  • ビタミンA
    ニンジンのビタミンA含有率は野菜の中でも随一。
    根より葉により多く含まれる。

人間が生きていくために必須の栄養素を、すべて含む食材の優等生です。
陽性食材なので、生食でも体を冷やすことなく、陰性体質の人は食べ続けることで気力が養われます。
ニンジンが赤いのはカロテンが多量に含まれているため。
カロテンには数種類ありますが、このうちβカロテンは、不足したビタミンAを補うため体内で分化されるほか、強力な抗酸化作用で免疫力をアップします。

ニンジンは医者知らずの素

ニンジンのがん予防効果は優れていて、常食している人とそうでない人では肺がんの発生率が2倍違う、との報告もされています。
これは豊富なβカロテンのおかげ。
ビタミンC、Eと一緒に摂るとガン、老化の予防効果がさらにアップします。
胃腸や肝臓をきれいにする硫黄、リン、カルシウムなどのミネラル、有害な水銀を排泄するコハク酸カリウム塩も含まれています。

食べ方のポイント

βカロテンは脂溶性成分なので、油と一緒に食べると吸収率が大幅にアップします。
炒め物や炒め煮、生食ならオイルドレッシングを使いましょう。
皮はなるべくむかずに。
βカロテンは皮の下に多く含まれています。
葉にはビタミンCがたっぷり
根と一緒にさっと油で炒めて。

 

キャベツ:潰瘍・腫瘍を抑えるスーパー食材

キャベツのこの成分が効く!

  • ビタミンC
    淡色系野菜ながら豊富に含まれている栄養素。
    免疫細胞の働きを助ける。
  • ビタミンK
    解毒・利尿作用を有し、骨にカルシウムを蓄える作用、止血作用も持つ。
  • ビタミンU
    胃腸粘膜の代謝を活性化し、傷ついた胃腸粘膜を治し、潰瘍を抑える。
    また胃酸の分泌を抑制する作用も。
  • 硫黄
    必須ミネラルのひとつ。
    皮膚や髪を健康に保ち、細胞に対する抵抗力を高め、糖質・脂質の代謝も高める。
  • カリウム
    血圧を下げ、塩分を排泄する。
    また腸の働きを活発にし便秘を解消したり、老廃物を排出しむくみをとる作用も。
  • グルコシノレー
    ダイコンに含まれる辛み成分で、発ガン物質を排出する。
  • 塩素
    消化酵素を活性化。
    血液のpHバランスをととのえる。

柔らかく生食に向く春キャベツと、固くしまって加熱調理に向く冬キャベツとがありますが、夏秋キャベツもあり年間を通して旬の切れ目がありません。
紫キャベツには抗酸化物質のアントシアニンが、芽キャベツにはルチンやビタミンAが豊富です。

キャベツの医者いらずの素

ビタミンC、Uがガンや潰瘍を予防し、ビタミンAが免疫力増強、B群が疲労回復を助けます。
これらビタミン類のほか、ミネラルも豊富で塩素、硫黄、カルシウム、ナトリウム、鉄分、ヨウ素などが含まれます。
中でも塩素と硫黄は胃腸の浄化作用が強く、呼吸器をととのえる作用もあります。
また、インドールという成分からは、乳ガンや大腸ガンの増殖を抑える効果も発見されています。

食べ方のポイント

外葉や芯の部分にビタミンCが多く含まれます。
水溶性ビタミンは、煮汁ごと食べられる調理法がベスト。
外葉は農薬の心配があるので2~3枚は捨て、芯は刻んでスープに入れて食べましょう。
千切りにする場合は刻んでから水にさらすより、むいた葉を水にさらすほうが、ビタミンCの喪失が抑えられます。
ダイコン、ニンジン、カボチャ、ジャガイモとの食べ合わせは、キャベツの潰瘍の予防効果をより引き出してくれます。

ダイコン:新鮮な葉つきものは即買い!

ダイコンのこの成分が効く!

  • βカロテン
    葉の部分に多量に含まれる抗酸化物質。
    体内で必要な分だけ分解されるビタミンAを生成する。
  • ビタミンB2
    皮膚や粘膜の健康維持。
    また脂肪酸を代謝するのでメタボ改善成分にも。
  • ビタミンE
    ビタミンCと一緒に摂取することで相互に抗酸化作用を高めあう。
    自律神経に働きかけ血行促進も。
    葉に多く含まれる。
  • ビタミンC
    根の部分に多く含まれる。
    免疫力を高めてウイルスの感染を防ぐ。
  • ジアスターゼ
    消化を助ける酵素。
    有害物質を除き発がん物質を抑制する働きを持つとされる。
  • 鉄分
    葉に多く含まれる。
    体に吸収されにくい成分だが、ビタミンCとの摂取で吸収率が上がる。
  • マグネシウム
    タンパク質の合成や鎮静作用があり、また筋肉の動きをしなやかにする。
    摂取量が低下すると心臓病の原因にも。

10月から旬を迎える冬野菜のダイコンが、おでんだねで一番人気なのは、だしをたっぷり吸ったおいしさもさることながら、長時間煮込まれることで間性食材から陽性化し、体を温める効果がグンと高まるから。
千切りダイコンやたくあん漬けなど、冬場の保存食としてもポピュラーですが、乾燥させたり漬物にすることで陽性食材になるばかりか、余分な水分が抜け栄養素が凝縮される効果もあります。

ダイコンの医者いらずの素

根よりも葉の部分に栄養が豊富で、特に免疫力アップの必須栄養素のビタミンA、Eは葉に多く含まれています。
豊富に含まれるビタミンCやジアスターゼは健胃作用、辛みの成分は胃液の分泌を促すほか、強い抗酸化作用もあり発ガン物質を無毒化するといわれています。
また、粘膜を修復する鉄分、マグネシウムも多いので、風邪の治りが早くなります。

食べ方のポイント

なるべく皮はむかずに。
皮にはビタミンC、毛細血管を強くするルチンが含まれています。
ビタミンCは時間と共に壊れてしまうので、おろしにするなら食べる直前に。
ダイコンの葉は陰性食材なので、味噌汁の具や塩もみして浅漬けにしたり、油で炒めて。
間性食材を生食する際は陽性食材と一緒に食べましょう。

トマト:暑さに負けない免疫力をつける

トマトのこの成分が効く!

  • ビタミンA
    皮膚や粘膜を強くして免疫力をアップ
  • ビタミンB1
    糖質分解酵素に働きかけ細胞にエネルギーを供給する。
    不足すると風邪をひきやすくなるなど免疫力低下を招く。
  • ビタミンC
    免疫器官の副腎から分泌されるホルモンの合成に不可欠な成分。
    インターフェロンに働きかけ免疫力を活性化する。
  • ビタミンE
    過酸化脂質の生成を抑え老化を防止。
    毛細血管の血流をととのえ冷えや肩凝りを解消する。
  • 鉄分
    細胞へ酸素を運ぶヘモグロビンの成分。
    野菜に含まれる鉄分は動物性タンパク質と一緒に摂取すると吸収率が上がる。
  • リコピン
    緑黄色野菜の色素成分カロテンの一種で、カロテンの中では最強の抗酸化作用を持つ。
    ミニトマトにより多く含まれる。
  • ルチン
    ビタミンPとも呼ばれ、ビタミンCの働きを助けて毛細血管を強化する。

ミニトマト、糖度の高い食用の品種など、さまざまな種類が一年中売り場に並んでいますが、やはりトマトがおいしいのは夏。
夏に食べるトマトはみずみずしく、うま味成分のグルタミン酸も豊富です。
夏においしいと感じるのは、トマトが陰性食材だから。
さらに、のどの渇きを癒す作用もあるのですから、まさに夏野菜の申し子です。
冷蔵庫で冷やしたトマトにかぶりつくのは夏の楽しみの一つですが、おへその下を触ってヒヤッとしている陰性体質の人は、自然塩を振りかけて食べましょう。
陰性食材は、自然塩を加えることで陽性食材になるのです。

トマトの医者いらずの素

トマトは免疫力アップに欠かせないビタミンA、Cを多く含んでいます。
また、赤色の素になっているリコピンには、強力な抗酸化作用でガンを予防するほか、動脈硬化を予防する効果もあるといわれています。

夏は暑くて仕事や勉強に集中できない、という人にとって、トマトはうってつけの食材。
豊富に含まれるビタミンB1は、脳や神経のエネルギー源になる糖質の分解を促し、疲労回復も助けます。
うま味成分のグルタミン酸やアミノ酪酸も、脳を活性化する作用があるので、受験勉強中のお子さんや就職活動中の学生は、トマトをたっぷり食べて天王山を乗り切りましょう。

トマトに含まれるルチンという成分は、ビタミンCに働きを助け血管を強くするので、高血圧や心臓病、脳出血を予防します。
また、ナトリウム、カルシウムなどのアルカリ性ミネラルが、酸性の血液を中和浄化します。
食物繊維のペクチンも豊富に含まれ、便秘解消や整腸作用にも効く食材です。

食べ方のポイント

生食することが多いトマトですが、夏野菜=陰性食材なので、陰性体質の人は熱を加えて食べましょう。
サラダにするならしょうゆベース、あるいは味噌だれのドレッシングを。
マヨネーズは陰性食材なので、トマトとの相乗効果で体がより冷えてしまいます。
ビタミンA、E、リコピンは油と一緒に食べると吸収率が上がる脂溶性成分ですから、オリーブオイルと自然塩をかけて食べるといいでしょう。

脂溶性の成分は加熱調理しても壊れにくく、また加熱することで吸収率もアップします。
イタリアンに欠かせない、オリーブオイルを使ったトマトソースは、リコピン摂取に最高の料理です。
ただ、ビタミンB1、Cは熱に弱いので、効率よく栄養素を吸収するためには加熱時間を短めにする工夫も必要です。

いいことずくめの12食材

免疫力をアップさせるには「とにかく食事が大切」なのです。

とはいっても、食事は毎日のこと。
一日に三食も食べなければなりません。
免疫効果ばかりにとらわれてメニューを考えたり、外食する店を探すのは、とても大変なことです。

そこで、皆さんが悩んだり考えたりしなくても済むように、「毎日これさえ食べていれば確実に免疫力がアップする」食材を選びました。

  1. トマト
  2. ダイコン
  3. キャベツ
  4. ニンジン
  5. セロリ
  6. ショウガ
  7. タマネギ
  8. 海藻類
  9. きのこ類
  10. にんにく
  11. リンゴ
  12. ゴマ

これら12食材は食べるだけで免疫力がグングン向上します。
なぜなら「免疫力をアップする栄養素」をすべて摂取できるからです。
また、この12食材には快食・快眠・新陳代謝の活性・利尿作用など、免疫力を正常に機能させるための栄養素も豊富です。
加えて、ニンジン、ショウガ、タマネギ、リンゴ、ニンニク、ゴマは陽性食材の中でも体温め効果のすぐれたものばかり。
免疫力アップにこれ以上ない「いいことずくめの基本12食事」なのです。

さまざまな味付けになじみ、あらゆる調理法でたべてもおいしく、毎日食べても飽きず、年中買い求めることができるお手軽な食材ばかり。
その点でも「いいことずくめの基本12食事」ですね。

どれも家庭の食卓でなじみ深い食材ばかりなので、意識しなくても食べているものばかりだと思いますが、今日からは意識的にこの12食材を食べるように心がけましょう。

免疫力をアップする栄養素

体熱生産の源となるエネルギーは食事によって補給され、陽性食材を積極的に食べることでより体は温まります。
何気なく口にしていることが多い食事ですが、免疫力への影響は実に大きいのです。
しかも、毎日の食事が免疫力に与える影響は、それだけにはとどまりません。

食材から摂取したさまざまな栄養素には、体温が上がって活性化した免疫細胞の働きを助けたり、皮膚や粘膜の代謝を活性化したり、直接・間接に免疫機能を高める効果を発揮するものもあります。
例えば、風邪を引くとビタミンCを摂取するのは、免疫に関係する免疫細胞・扁桃・副腎にビタミンCを補給して、免疫を活性化するためなのです。

このように免疫力が高い、あるいは免疫力をサポートする栄養素は皮膚・粘膜・免疫細胞の他、免疫力アップに欠かせない血行促進や免疫細胞の活性かなど、免疫機能を全般的にサポートする役割を担い、毎日の食事でしっかり摂取することを心がけたいものばかりです。

これら免疫効果のある栄養素の中には、女性なら誰もが気になるアンチエイジングに効く、抗酸化作用のある成分も含まれています。
欲しい栄養素だけをサプリメントから摂取しよう、と考える人もいるかもしれませんが、それでは意味がありません。
化学薬品に頼ると、結果的に体を冷やし免疫力を下げることになるからです。
面倒でも食事の方が、さまざまな栄養素を一緒に摂取でき、より大きな効果が得られるのです。

食事を見直せば免疫力は上がる!

体温を上げ免疫力をアップするために重要なポイントは食事の見直し、とりわけ陰性食品の摂り方が鍵になります。

すべての食材は、陽性・陰性・間性の3タイプに分けられ、陽性は体を温め、陰性は冷やし、間性は温めも冷やしもしない、という特徴を持っています。
さらに、それを食べる人間にも、おへそから下がとくに温かい高体温の陽性体質、おへそから下がとにかく冷えている低体温の陰性体質、どちらにも偏っていない間性体質の3タイプがあります。
健康への近道は、バランスのとれている間性体質に近づくことですが、問題は日本人の実に80%以上が陰性体質だということ。
そして、陰性体質の人は陽性食材を、陽性体質の人は陰性食材を食べることで、健康な体を維持し免疫力も発揮されるのに、多くの日本人が好んで口にしているのは、水分を多く含む柔らかい陰性食材や、体を冷やす化学物質を含む食品ばかりなのです。陽性の食材は寒い北方産、固くて水分が少なく、暖色系の食材です。
一方陰性の食材は、体を冷やす効果の高い南方産、柔らかく水分を多く含み、寒色系の食材です。
陰性体質の多い日本人が、体を冷やす食品や柔らかい陰性食材を好んで食べるのですから、体温が35度台に下がってしまうのも無理はありませんし、免疫力も落ちて病気がちになるのもうなずける話なのです。

ですが、陰性食材の中にも健康のために食べなければならない食材が、たくさんあります。
その場合は、調理法によって陰性の性質を逆転させるようにしましょう。陰性食材は熱や塩を加えたり、煮炊きの時間を長くしたり、乾燥や醗酵をさせると陽性に変化します。
逆に陽性食材は砂糖や酢、水分を加えたり、冷やすと陰性に近づきます。

免疫力を上げるために

健康な人でも毎日数千個のがん細胞が発生しています。
それでもがんを発症しないのは、免疫細胞のひとつNK(ナチュラルキラー)細胞が片っ端から見つけて破壊しているからです。
しかし、免疫機能が衰えてくると、NK細胞の活動も鈍くなりがんを発症しやすくなります。
歳をとるとガンを発症しやすくなるのも、加齢による免疫力の低下が原因です。

がんばかりではありません。
免疫力低下により、さまざまな病気の危険が高まります。
あらゆる病原体に対抗する免疫力を得るためにはどうすればいいのでしょう?
答えは簡単。
体温を上げて免疫細胞を活性化すればいいのです。

50年前の日本人の平熱は、平均すると36度8分でした。
ところが現在は、36度以上の人は少数で、ほとんどが35度台。
がん細胞は35度でもっとも繁殖しやすく、反対に36度3分以上で死滅する、とも言われています。
まずは、「免疫力はなぜ下がる? 」であ挙げた体温を下げる5つの要因を、解消することを心がけましょう。
そのうえで、夏でも冷えによう服装に気を配ったり、ぬるめのお湯でゆっくり半身浴すれば、冷えが解消されます。

残るは、免疫力アップにもっとも重要な体温を上げる方法ですが、平熱の低い人が体温を上げるには、運動で筋肉を付けるよりも前に、体熱エネルギー源となる毎日の食事を見直すことが先決です。
何といっても「食は生命なり」なのですから。