不意に襲ってくるめまいを改善する食材

めまいを改善する食材

  • ショウガ
  • 海藻類

めまいは漢方でいうところの水毒症状。
水毒とは体内に余分な水分がたまっている状態です。
水毒を解消するには、利尿作用を促すことが肝要です。
利尿作用を促進する成分には、小豆に含まれるサポニン、酢や梅干しに含まれるクエン酸があります。
また、肝機能を上げて排泄作用を高めるカリウムも効果的。
昆布やわかめ、大豆、インゲン豆はカリウムが豊富に含まれています。

ショウガの利尿作用をさらに高めたショウガ紅茶に、脳の血行をよくするシナモンを加えたシナモンショウガ紅茶は、めまいや耳鳴りの効果てきめんのメニューです。

シナモン

脳や内耳の血行を佳くして、平衡感覚をととのえ、めまいやふらつきを治す作用があります。

小豆

豆類に含まれるサポニンは種類によって効能が異なるものの、生理作用を高める点は共通です。
小豆サポニンの特徴は利尿を促す点にあります。

キュウリ

昔から利尿作用のある食材とされてきたキュウリ。
陰性食材なので加熱するか漬物にすることで陽性食材になり、体を温め利尿作用が増します。

黒酢

体内にクエン酸が増えると利尿作用がアップします。
クエン酸はかんきつ類やイチゴ、桃、スイカなどにも含まれます。

めまいを改善するその他の食材

  • 梅干し
  • キウイ
  • カボチャ
  • 大豆
  • ぶどう
  • インゲン
  • すもも
  • 紅茶

 

 

 

朝の貴重な時間を有効活用寝起きの悪さを改善する食材

寝起きの悪さを改善する食材

  • ニンジン
  • ショウガ
  • タマネギ
  • ゴマ
  • ニンニク

寝起きの善し悪しで1日のやる気が変わってくるもの。
できることならスパッと目覚めたい、と思っている人は、概して体温と血圧が低い人です。
つまり、体を温めて血流をよくしてあげれば、寝起きはグンと改善されます

体を温めるには適量の肉、魚などの動物性タンパク、色の濃い野菜、根菜、冬野菜、あるいは保温、代謝アップのショウガなど、陽性食材の摂取を基本に。
それに加えてとうがらしの辛み成分カプサイシンや、タマネギ、ニンニク、ニラ、ネギ、ラッキョウなどのアリウム属野菜の硫黄臭さの素・アリシンは、血行を促進するので食べ合わせたい食材です。

黒糖

黒糖やハチミツは、エネルギー源となる糖質、その糖質を燃焼して体を活性化させるビタミンB1、B2の両方を含み、目覚めにぴったりです。

肉類

体を温める陽性食材。
牛豚鶏でも羊でも、肉はすべて陽性食材です。
しかし食べ過ぎは脂肪過多で血流を妨げるので、逆効果です。

魚介類

陽性食材なので刺身で食べてもいいのですが、特に体の冷えが深刻な人は焼き魚にすることをすすめます。

とうがらし

ダイエットにも使われるほどすぐれた代謝アップ効果は、辛み成分のカプサイシンによるもの。
血行促進効果でスッキリ目覚められるでしょう。

寝起きの悪さを改善するその他の食材

  • ハチミツ
  • ニラ
  • ネギ
  • ラッキョウ
  • 小松菜
  • ほうれんそう

寝ても疲れが抜けない不眠を改善する食材

不眠を改善する食材

  • ショウガ
  • タマネギ
  • きのこ類
  • セロリ
  • ゴマ
  • ニンニク

不眠の原因は多岐にわたりますが、心地よく眠りにつくことさえできれば解消されるものです。
心地よい眠りを得るには、鎮静物質ラクツコピクリンを含むレタスや、芳香成分が脳に作用するショウガ、タマネギ、神経の高ぶりを鎮めるGABAを含むウイスキーや米などを。
豆類やしらす干し、ゴマ、チーズなどに含まれるトリプトファンは催眠作用のあるメラトニンの原料となり、ゴマやきのこ類、魚介類に含まれるナイアシンは神経の正常化に働きかけます。
心地よい眠りは、日中上がった体温が少しずつ下がっていくことで得られます。
冷えを解消し、日中に体を温めておくことが不眠治療にもあります

レタス

ラクツコピクリンという鎮静物質が含まれるほか、脳や神経組織の新陳代謝を活性化するマグネシウムも豊富です。

豆乳

トリプトファンから作られるメラトニンは、暗くなると脳から分泌され眠気を催すホルモンです。
ホット豆乳は心地よい眠りを約束してくれます。

魚介類

魚介類に含まれるナイアシンは、脳や神経を正常にととのえる働きをもっています。

ウイスキー

GABAという成分は、脳内で神経細胞の活動を抑え、興奮を抑える作用を持つ物質です。
また少量のアルコールは良質な睡眠薬にもなります。

不眠を改善するその他の食材

  • 黒糖
  • チーズ
  • 牛乳
  • レバー
  • タラコ
  • 小豆
  • 味噌
  • しょうゆ
  • 豆類
  • ニラ
  • ネギ
  • 青魚
  • 豚肉
  • ウニ
  • ナッツ類
  • しらす干し

だるい・重い・つらい倦怠感・慢性疲労を緩和する食材

倦怠感・慢性疲労を緩和する食材

  • トマト
  • ショウガ
  • タマネギ
  • ゴマ
  • ニンニク
  • リンゴ

薬局の店頭で栄養ドリンクをあおっているサラリーマンをよく見かけますが、慢性的な疲れやだるさは、乳酸やピルビン酸など疲労物質が原因。
それらを体外に排出し、人体を構成するすべての細胞にまんべんなく酸素と栄養を送ってあげれば、疲労は回復します。

そのためには、体を温め活力をもたらすショウガ、そして血管を拡張して血流を増すニンニク、タマネギ、ニラ、ネギなどのアリウム属野菜を。
イチゴのハチミツがけは、疲労回復効果の高いビタミンCのほか、ビタミン・ミネラルを多量に含む糖分を摂取でき、おいしく疲労回復できる意外なメニューです。

イチゴ

果物の中ではもっともビタミンCが含まれています。
ビタミンCは免疫力を高め種々の病気を防いでくれます。

卵は良質なタンパク源で、古くから滋養強壮食品として珍重されてきました。

納豆

強壮作用のあるアルギニンを含む食材です。
また肝機能のアップや整腸作用など、さまざまに疲労回復を助ける食材でもあります。

ハチミツ

糖分はエネルギー源。
しかもハチミツや黒糖には、疲労回復に必要なビタミンやミネラルが豊富です。

倦怠感・慢性疲労を改善するその他の食材

  • ニラ
  • ネギ
  • 黒糖

 

 

夏でも重ね着が必要・・・冷え性を解消する食材

冷え性を改善する食材

  • トマト
  • ニンジン
  • ダイコン
  • ショウガ
  • タマネギ
  • キャンベツ
  • 海藻類
  • ゴマ
  • ニンニク

冷え性の改善はすなわち免疫力の向上に直結します。
食事の西洋化や運動不足、日常的な空調やシャワー浴など、冷え性の原因はいろいろりますが、西洋医学には冷え性という概念すらなく、漢方医学独特の考え方なのです。

冷えを改善するには、色の濃い陽性食品を第一に、温め効果のあるショウガ血管拡張および強心作用のあるニラ、ニンニク、タマネギなどのアリウム属野菜造血作用のある鉄分、銅、ビタミンB12を含む食材を積極的に食べましょう。
また、副腎機能をアップする根菜類、アルギニンを含むゴボウ、キュウリなども一緒に食べておきたい食材です。

塩ならなんでもいいわけではなく、自然塩や天然塩でなければ体を冷やしてしまいます。
自然の塩はミネラルも豊富で体にいいのです。

ゴボウ

ゴボウに含まれるアルギニンは体内を活性化する作用を持つ成分です。

レンコン

ホルモンを分泌する副腎に働きかけ、冷えで乱れたホルモンバランスをただします。

レバー

牛豚鶏のレバーは赤血球の素になる鉄分や鉄分の働きを助ける銅、赤血球を作り出すビタミンB12が豊富で、造血作用にすぐれた食材です。

冷え性を改善するその他の食材

  • 味噌
  • しょうゆ
  • カボチャ
  • ほうれんそう
  • じねんじょ
  • そば
  • 里芋
  • 山芋
  • ウニ
  • 梅干し
  • ニラ
  • わけぎ
  • ラッキョウ
  • ネギ
  • イカ
  • エビ
  • タコ
  • 牡蠣
  • 紅茶
  • 小豆
  • キュウリ

 

厄介で気になる頭痛・偏頭痛を緩和する食材

頭痛・偏頭痛を改善する食材

  • ニンジン
  • ショウガ
  • タマネギ
  • きのこ類
  • セロリ
  • 海藻類
  • ニンニク

頭痛の裏には、重大な病気が隠れている場合があるので素人判断は危険ですが、明らかな病気がない場合は冷えと水分が原因。
冷えに効く食材は肩こり同じ、温め食材と血管拡張食材ですが、血管拡張作用に鎮痛作用もあるシナモンは、頭痛にうってつけの食材でしょう。
一方、体外に水分を排出するには、小豆やキュウリなど利尿効果の高い食材を。
ただ、キュウリは陰性食材なので、漬物にしたり加熱してから食べましょう。

それらに加え、肝臓をととのえるセロリ、ニンジン、セリ、パセリなどセリ科の野菜、ゴボウ、山芋など腎機能をととのえる根菜類もあわせて摂取しましょう。

パセリ

料理の付け合わせのパセリを。
肝臓をととのえるセリ科の野菜を普段の食事に合わせて摂取するようにしましょう。

ネギ

アリウム属野菜の発汗・利尿作用は、頭痛の改善にも効果的です。
島ラッキョウやのびるもアリウム属(ユリ科ネギ属)野菜です。

シナモン

漢方薬では冷え性の薬として用いられています。
鎮痛・鎮静作用のほか、腎機能も高めるので、体内の余分な水分の排泄にも役立ちます。

ゴボウ

土の中にまっすぐ生えていく根菜は腎虚(腎機能の衰え)を改善し、腎臓の働きをよくします。
ゴボウや山芋などは最たる例です。

頭痛・偏頭痛を改善するその他の食材

  • 七味とうがらし
  • 味噌
  • しょうゆ
  • ニラ
  • ラッキョウ
  • 小豆
  • キュウリ
  • 山芋

 

イスから立つのもつらい腰痛を解消する食材

腰痛を改善する食材

  • ダイコン
  • ショウガ
  • タマネギ
  • ニンニク

腰痛の大半は、足腰の筋肉の衰えからくるものと、下半身の冷えにともなう血行不良が原因です。
日常的に歩いたりスクワットをして下半身の筋肉を鍛えながら、体を温め、血流をよくする食材を摂取しましょう。
肩こりでもおすすめしたショウガやアリウム属野菜のほかに、山芋やゴボウ、レンコン、ダイコン、ジャガイモなどの根菜類は、下半身の温め効果が高い食材です。
ただし、ダイコンを生で食べる場合は、陽性食材と一緒に。

腰痛にはこのほか、貝類やイクラ、鮭、チーズなどに含まれるビタミンB12が有効。
ビタミンB12は末梢神経の傷を修復し、腰椎の痛みをやわらげます。

山芋

漢方には相似の理論という考えがあり、根菜類は下半身を温めるとされます。
タケノコやワサビも根菜類の一種です。

チーズ

末梢神経の傷を修復し、痛みをやわらげるでけでなく、ほんの一切れのチーズ(20g)で、約140ccの牛乳に匹敵するたんぱく質が摂れます。

納豆

大豆サポニンが血中コレステロールを下げ、ナットウキナーゼが血栓を溶かし、血流を改善します。

アサリ

ビタミンB12は末梢神経の補修のほか、赤血球の生成に必要な葉酸の働きを助けるので、貧血を改善する働きもあります。

腰痛を改善するその他の食材

  • ゴボウ
  • レンコン
  • ジャガイモ
  • 牡蠣
  • ホタテ
  • イクラ
  • レバー

頭痛の原因にもなる肩こりを改善する食材

肩こりを改善する食材

  • ショウガ
  • タマネギ
  • ニンニク

肩こりの原因はさまざまですが、肩の筋肉の血行不良であることに変わりはありません。
即効性のある血流改善策は、体を温めるか血管を拡張するかです。
体を温めるにはショウガや葛、味噌、しょうゆなど、体温め効果の高い陽性食材が、また血管拡張にはタマネギ、ニンニク、ネギ、ニラなどきつい匂いが特徴のアリウム属野菜が最適です。
肩こり解消のスペシャルメニューは、ご飯に刻んだタマネギを大量にのせて、卵としょうゆをかけて食べること。
また、トウガラシ3本を刻んで一升のホワイトリカーの30日間冷暗所で漬け込み、布でこしたとうがらしチンキは、塗るだけで温まる肩こりの特効薬です。

しょうゆ

しょうゆや自然塩、味噌など塩っ辛い調味料は陽性食材で体温め効果があり、いずれも肩こりに効きます。

ニラ

薬効成分のアリシンが、糖質の代謝を促進し、エネルギー代謝を高め、内臓を温めて、機能を活発にします。
血液の循環を促進する作用があります。

ナス

毛細血管を強化し、また拡張して血流を促すルチンを含みます。
ルチンはそばやほうれんそうにも含まれています。

とうがらし

とうがらしに含まれる辛み成分のカプサイシンは、皮膚を刺激して血液循環を良化します。

肩こりを改善するその他の食材

  • 味噌
  • ネギ
  • ラッキョウ
  • そば
  • ほうれんそう

ゴマ:小さい粒に詰まった免疫パワー

ゴマのこの成分が効く!

  • ゴマリグナン
    肝脂肪の分解を促進し燃焼を促し、肝機能をアップする。
    またコレステロール値を抑えるほか、血圧低下作用、抗アレルギー効果も。
  • ビタミンB2・E
    免疫力のアップに必須の成分。
    ともに皮膚の新陳代謝を高めるだけでなく、ビタミンEはメラニン色素を分解する作用があり、美肌・若返りのビタミンでもある。
  • アントシアニン
    黒ゴマに含まれる色素で、抗酸化作用を持つポリフェノール。
    活性酸素を除去して血管病やガンを予防する。
    また、視力改善効果も。
  • オレイン酸
    胃酸の分泌を改善し、腸の働きを高める。
    血中コレステロールを除き、高血圧や動脈硬化など、血管病を予防する。

料理の万能選手として名脇役に徹するゴマですが、栄養価の高さと栄養素の多さはピカイチで、数少ない完全栄養食材です。
また、肝臓と腎臓、肺の機能を高め、胃腸を丈夫にするなど内臓の働いを助け、滋養強壮効果もあることから、不老長寿の食材といわれます。

ゴマの医者いらずの素

ゴマの成分の約半分を占めるリノール酸やオレイン酸、リノレイン酸などの脂質は、動脈硬化を予防します。
強力な抗酸化作用を持ちガンや肝臓病を予防するのは、セサミン、セサミノール、セサモリンなどを含むゴマリグナン。
ゴマ油も含まれている成分です。
造血作用の鉄分や銅、強壮作用の亜鉛、骨を丈夫にするカルシウムといったミネラルも豊富
また、疲労回復するビタミンB群、抗酸化作用が若返りに効くビタミンEも、たっぷり含まれています

食べ方のポイント

ゴマは殻が固く、そのまま食べると栄養素が吸収されないまま排出されてしまうので、必ずすりつぶして調理に使用します
ゴマをする前には必ず炒ること。
熱したフライパンで5秒炒るだけで、抗酸化力がアップするそうです。
すりゴマは作りおきせずに、料理する直前に作るほうが、栄養素のロスは少ないです。

リンゴ:整腸作用にすぐれた食材

 

リンゴのこの成分が効く!

  • 有機酸
    クエン酸やリンゴ酸など、疲労回復の効果がある。
    疲労の原因となる乳酸を減らす効果がある。
  • ペクチン
    コレステロールを減らす効果がある。
    また、便秘解消にも役立つ食物繊維。
    腸内の炎症を起こした粘膜をカバーしてくれる働きがある。
  • カリウム
    ミネラルの一種で、体内のナトリウムの量を調節している。
    ただし、肝臓が弱っている場合、カリウムを摂りすぎる不整脈をまねくので、注意が肝心。
    なにごともほどほどに。
  • ビタミンC
    ストレスに対抗するホルモンの分泌を助ける働きがある。
    また、免疫力を高める働きもあり、かぜの予防や回復を助ける。

果物は、体を冷やす陰性食材が多いのですが、リンゴは陽性食材。
さらに、リンゴに含まれる食物繊維のペクチンは整腸作用が高いため、下痢にも効きます
また、最近では、美容効果の面から、食用以外に高級化粧品等にも応用されています。

リンゴの医者いらずの素

リンゴには、とても有名なことわざがあります。
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける。」
まさに、ことわざどおり、ビタミンCや利尿作用のあるカリウム、整腸作用のある食物繊維のペクチン、ミネラル類が豊富で、古来より、栄養価が高い果実として認識されてきました。
また、皮の部分に多く含まれるポリフェノールは、脂肪を抑制する効果が高いと期待されています。
血液をサラサラにします。

食べ方のポイント

生のまま食用する場合、切ったリンゴの切り口が茶色く変色しないようにするには、レモン汁をふりかけるか、塩水につけるようにしましょう。
ポリフェノールを多く摂取するには、皮ごと食べる工夫を考えましょう。
ニンジン2本とリンゴ1個をジューサーにかけるだけの、ニンジン・リンゴジュースもおすすめです
線維カスが、栄養分の吸収を妨げてしまうので、ミキサーではなく、ジューサーを使いましょう。