ショウガ:400種の成分が万病に効く

ショウガのこの成分が効く!

  • ビタミンC
    血中コレステロールを低減し生活習慣病よ予防。
    筋肉にたまった疲労物質の乳酸を分解し、疲労回復に役立つ。
  • ジンゲロン
    ショウガの辛み成分。
    脂肪を燃焼し基礎代謝を上げたり、血液循環を促して、体を温める。
  • ショウガオール
    ショウガの辛み成分。
    血行を促進し体を温め、鎮痛、抗潰瘍にも効果。
    強力な殺菌力も持っている。
  • ジンゲロール
    抗酸化、末梢血管の血行促進、発汗、保湿、肝機能促進など免疫力アップに効果を発揮するショウガの辛み成分。
  • シネオール
    ショウガの香り成分。
    利尿促進、コレステロールの排出、便秘の解消など解毒にすぐれる。
    また疲労回復、健胃作用んど夏バテ解消成分でもある。

代謝促進を利用したダイエットやデトックス、さらに免疫力アップと注目を集めるショウガですが、実は特筆すべき栄養素が、ほとんどないのです。
しかし、薬効成分となると話は別。
心臓に直接働きかけて心筋の活力を高め、冠動脈を拡張させて血流を佳くする強心作用に加え、内臓の働きを活発にして体を温め、発汗・利尿を促し、新陳代謝を高めるため、冷えを解消し免疫力をアップします。
「冷えは万病のもと」といわれますが、冷えを解消するショウガはまさに万病の特効薬。
神経痛やリウマチなどの炎症、全身のコリ、倦怠感の解消に始まり、冷えや血行不良、新陳代謝の低下が原因で起こる病気を予防・改善します。
また、400種以上もの成分が含まれるため、それぞれの効能をあわせると、万病に効くというのも大げさではないのです。

ショウガには、さまざまな成分が含まれているため、体を温める反面、発熱時には解熱作用も発揮しますし、高血圧にも低血圧にも効く、というように相反する効能が備わっている点でも、すぐれた食材なのです。

ショウガの医者いらずの素

「ショウガなしに漢方は成り立たない」といわれるように、医療用漢方薬の実に70%以上にショウガが使われています
また、「ginger」には、「ショウガ」のほか「意気、軒昂」の意味もありショウガの薬効は洋の東西を問わず世界的に認められていることがわかります。

ショウガに含まれる薬効成分の一部を紹介すると、利尿作用のあるアスパラギン、インフルエンザウイルスから体を守るシメン、肝臓病を治療するデヒドロジンゲジオン、さらに、筋肉を弛緩しコリをほぐすセサミン、強心作用や解熱作用のあるジンゲロール、血圧を下げるジンゲロン、鎮痛・解熱・鎮静作用のショウガオールなど。
これでもまだほんの一部に過ぎないのです。
免疫力をアップする栄養素としては、ビタミンCが含まれていますが、ジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオールなどあらゆる薬効成分も加えた総合作用により、免疫を強化するのがショウガといえます。

痛みが早い青魚の刺身の薬味や、寿司の箸休めとして添えられるショウガには、強力な殺菌作用もあります。

食べ方のポイント

すりおろすなら、香り成分やビタミンCが失われないよう食べる直前に。
カリウムが豊富なそら豆、キュウリ、のりなどと一緒に食べると、むくみ取りや便秘解消も。
牛肉や鶏肉との食べ合わせは、疲労回復効果があります。