タマネギ:生活習慣病にも効果大

タマネギのこの成分が効く!

  • ケルセチン
    タマネギの茶色い皮に含まれるポリフェノールの一種。
    過酸化脂質の生成を防ぎ、血流をよくして血管病を予防する。
  • オリゴ糖
    腸内で消化されず、善玉菌を活性化させ腸内環境をととのえる食物繊維の一種。
    老廃物の排出を促し免疫効果をアップする。
  • セレン
    活性酸素の活動を抑制し、ビタミンEに働きかける。
    また抗ガン、抗酸化作用もある免疫成分。
  • リン
    疲労回復や細胞の成長、修復、関節痛を緩和する。
  • 硫化プロピル
    糖分代謝を高め糖尿病を予防。
    加熱するとトリスルフィドに変質し、血中コレステロールの代謝促進作用を発揮。
  • アリシン
    アリウム属野菜(ニラ、ニンニク、ネギ、タマネギ、らっきょ)の匂いの素。
    強い抗菌作用があり赤痢、チフス、コレラにも有効。
    ビタミンB1ち結合して血中に長くとどまり、疲労回復効果を高める。

ピラミッドや万里の長城を作る際に、労働者のスタミナ源になったといわれているタマネギ。
ニラやニンニクと同じく、強壮にすぐれた食材です。
強い香りには殺菌作用もあり、イギリスでは台所などに置かれていました。
意外な効用としては、切ったタマネギを枕元におくと、鎮静作用により安眠効果が得られます

タマネギは春が旬の陽性食材。
3月頃から店頭に並ぶ甘味の強い新タマネギは、香りも辛みも強くないので、栄養を丸ごと摂取するためにも、水にさらさずそのまま食べたいところです。

タマネギの医者いらずの素

タマネギにはビタミンC、ケルセチン、オリゴ糖、セレンと免疫力アップの栄養素が種類豊富に含まれています
ケルセチンは、タマネギの茶色い皮に多く含まれるポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用を発揮しガンや高血圧など生活習慣病を予防します。
ビタミンCとともに摂取することで、血管年齢を若返らせ脳血栓、心筋梗塞、高血圧など生活習慣病を予防します。
また、セレンも生活習慣を予防する抗酸化力にすぐれています。
オリゴ糖は炒めたタマネギの甘味成分で、腸内で善玉菌を増やして調子をととのえ、免疫機能や肝機能も高めます。

タマネギがスタミナ食材として昔から珍重されたのは、ビタミンB1の吸収。利用を助け疲労回復を促すアリシンが、多量に含まれているため。
夏に豚のしょうが焼きを食べたくなるのは、アリシンが豚肉のビタミンB1をスタミナ源に変え、ショウガの馬力アップ効果を、体が欲してるからです。

血糖値を下げるグルコキニン、血糖の代謝を高める硫化プロポルは、糖尿病に効果のある成分です。

食べ方のポイント

アリシン、硫化プロピルは熱に弱く水に溶けやすい成分です。
血糖値が気になる人は、硫化プロピルを効率よく摂取できる生食を
逆に加熱すれば、血中コレステロールや中性脂肪を減らし、血液サラサラに威力を発揮します。
強い香りや辛みが苦手で水にさらしてから生食する場合は、刻んで水にさらして2分ほどせ水切りするか、刻んだ状態で15分以上放置して成分を安定させてから水にさらしましょう。

タマネギはアスパラガス、セロリ、トマトと一緒に炒めると血圧降下に効き目があります
また小松菜、きのこ、ショウガとの食べ合わせは、冷えや胃弱に効きます
ケルセチンが含まれる茶色い皮は、そのまま食べることはできないので、煮出してスープやカレー、シチューのベースにしましょう。