ニンニク:薬効成分が強い体温め食材

ニンニクのこの成分が効く!

  • リン
    ビタミンB群の吸収や作用に不可欠で疲労回復を促す。
    痛みを和らげたり、カルシウムの吸収を促す働きや、消化吸収を助ける働きがある。
    細胞の成長や修復、関節痛を緩和する。
  • スコルシン
    コレステロールや中性脂肪の値を下げる働きをするため、動脈硬化や高脂血症にも有効。
    血栓ができるのを防ぐ。
    疲労回復や免疫力のアップにも。
  • カリウム
    体内のナトリウムの量を調節する働きをしている。
    カリウムが不足すると血液中のナトリウムが増えて、血圧の上昇を引き起こしたり、心不全などの原因にもなる。
  • ビタミンB6
    体内であまったタンパク質の代謝に必要な水溶性ビタミンで、脂肪肝を防ぐ働きがある。
    妊娠中の女性や抗生物質を常用している方は不足しがちなので注意が必要。

古代エジプトでは、ピラミッド建設にあたって、労働者たちがタマネギやニンニクを食べていたそうです。
古来より、疲労回復、滋養強壮の源だった証です。
日本に出回っているニンニクは、国産のものや中国産のものが目立ちますが、最近ではプチニンニクや小ぶりのイタリア産、、ニンニクの芽なども見かけるようになりました。

ニンニクの医者いらずの素

ニンニクの香りの素であるアリシンが、体内に浸透して体を温め、肩こりや腰痛に効きます。
さらに、取りすぎた塩分を排出するカリウムや食物繊維が豊富です。
また、微量ながら含まれるスコルシンは、血行促進、冷え性や心臓病に効果があります
さらに抗酸化作用のあるセレンは、ガンの予防効果が高いと期待されています。

食べ方のポイント

中華やイタリアンなど、香りづけに欠かせないニンニクですが、香りの素になるアリシンは、すりおろしたりつぶしたりすることで発生します。
ただし、長時間加熱すると薬効効果が分解するため、手早く調理することが肝心です。
また、ガンの予防には黄緑色野菜を、体力増強にはビタミンB1が豊富な食品を一緒に取り入れるようにしましょう。