免疫力はなぜ下がる?

カビやばい菌、ウイルスなどの病原体から、24時間365日私たちを守っている免疫ですが、生活習慣によってはその機能が低下する場合があります。

免疫機能が低下する原因は大きく分けて2つ挙げられます。

  1. 皮膚や粘膜の代謝低下
  2. 体温の低下

1.の理由は「免疫とは? 」にも書いたように、皮膚や粘膜が病原体から体を守る、城壁の役割をはたいているからです。
その代謝が低下すると、皮膚や粘膜が免疫器官として正常に機能しなくなり、病原体に侵入されやすくなるのです。

2.の理由については、風をひいた時のことを考えてみればわかりやすいでしょう。
風をこじらせると熱が出ることがありますね。
この時、体内で何が起こっているかというと、免疫細胞が風邪のウイルスと激しく戦っているのです。
体内にはびこったウイルスと戦うためには、免疫細胞を活性化させなければなりません。
そのために、体が熱を発して体温を上げているのです。
免疫細胞の活性と体温の関係は密接で、体温が平熱より1度上がるだけで免疫力は一時的に5~6倍にも増します。
逆に体温が1度下がると、免疫力は30%以上も落ちてしまいます。

皮膚や粘膜が城壁なら、免疫細胞は城の本丸。
防衛線の最終ラインであり、もっとも重要な役割を担っているのです。

体温が低下する要因は、いくつもあります。

  • 筋肉量の低下ー体熱の40%以上を産みだす筋肉量の低下が体温低下を招く
  • ストレスー慢性的ストレスにより分泌されたアドレナリンが血管を収縮し、血行不良で体温が低下する
  • 食べすぎー胃腸に多量の血液が長時間集まり体温が低下する
  • 水分の摂り過ぎー体外に排出し切れずたまった水分が冷えのもとになる。
  • 薬を頻繁に飲むー体が化学薬品にストレス反応を起こし、血管が収縮して血流が悪くなり冷える

このほかに、陰性食材も体を冷やす原因となります。
また喫煙や睡眠不足も、肉体的なストレスとなり、体温低下をまねき免疫力を低下させます。

免疫力は20歳をピークに40代で半減します。
普段から免疫力アップを心がけた生活を送ることが、とても大切です。