海藻類:海中のミネラルがたっぷり

海藻類のこの成分が効く!

  • コフダイン
    ガン細胞に働きかけ自然消滅させるほか、ガン細胞の転移を抑制し、免疫細胞を活性化する。
  • セレン
    血圧をコントロールするホルモン生成に関わり、高血圧や動脈硬化を予防する。
    妊娠、授乳期の女性に不足がちな栄養素。
  • ビタミンK
    海藻類に多く含まれるカルシウムを骨に取り込作用があり、骨粗しょう症対策に有効な成分。
  • αリノレン酸
    生活習慣予防効果、とりわけ体内でDHAやEPAへと変わり、ガン抑制作用を発揮する。
  • ヨウ素
    甲状腺ホルモンを作ることで交感神経を活発に働かせ、新陳代謝を促す。
    毛髪、歯、皮膚、爪の成長促進にも不可欠。

のり、わかめなどの多くの海藻は、古くから日本人に親しまれてきた食材です。
ひと口に海藻類といっても、さまざまな種類がありますが、褐藻類(昆布、わかめ、ひじき、もずく)、紅藻類(のり、テングサ、ふのり)、緑藻類(アオノリ、おおさ)の三種類に大別されます。
栄養成分は野菜と似ていますが、ミネラル豊富な海中で光合成をするので、栄養価の面では海藻に軍配が上がります。

海藻類の特徴は、ナトリウム、カリウム、鉄分、カルシウム、マグネシウム、マンガンなど多くのミネラルが含まれている点。
中でもヨウ素の含有量は特筆ものです。
ビタミンも豊富で、免疫力アップに欠かせないA、C、E、B2のほかに、B1、B6が含まれます。
また、野菜にはほとんど含まれていないビタミンB12も、のりに含まれているのです。

お湯・しょうゆと混ぜるだけでお吸い物になるとろろ昆布や、食が進まない夏にのど越しよくご飯をかき込めるめがぶは、栄養価の面でも優等生です。

海藻類の医者いらずの素

海藻に豊富なヨウ素は、新陳代謝を高め若さと健康を保つ、甲状腺ホルモンを合成します。

海藻特有のぬめりは、アルギン酸によるもの。
アルギン酸にはコレステロールの低下、血圧降下、塩分や毒素の排泄作用があります。
また褐藻類のぬめりには、コレステロール値を抑制するほか、ガン細胞を消滅させるフコイダンという免疫力アップの成分が含まれています。
海藻類に含まれる脂質も、血液サラサラ効果のある高度不飽和脂肪酸を主成分とし、降圧・抗血栓・コレステロール値抑制などに作用します。
さらにのりには、強心・強肝作用や降圧・抗血栓作用のタウリンも含まれているのです。
こうしてみると、海藻類には心疾患や脳血管疾患をはじめとする、血管病に有効な成分が何種類も含まれており、生活習慣病の特効薬であることがわかります。

食べ方のポイント

だし取りに使われる昆布は、捨てられてしまうことが多いですが、細かく切ってからだしをとり、そのまま具として食べましょう。
アルギン酸やフコイダンを含むぬめりを食べつくすなら、とろろ昆布が最適です。

基本的には間性食材ですが、昆布やひじきは陽性食材、わかめやのりは陰性食材です。
陰性体質の人は、わかめを生食するなら酢の物よりしょうゆ味のドレッシングを、のりは焼きのり、味付けのりなど乾燥させているものを食べて、体を冷やさないように心掛けましょう。